この記事は永住許可申請で必要な身元保証書の書き方をご紹介します。
日本で永住権を取得するには、出入国在留管理に永住許可申請を行います。
その申請には身元保証人が必要です。
永住申請の身元保証人は、永住者か日本人であることが要求されます。
(配偶者ビザは一般の外国人でもなる事は可能。)
また身元保証人が見つからない場合に、身元保証代行サービスを利用される方も…
メリットよりも危険性やリスクが高いので、弊所としてはお勧めできないです。
身元保証人の責任
在留資格の身元保証人の責任は、同義的責任に留まります。
この部分は永住ビザ・配偶者ビザともに差はありません。
保証人に関する詳しい解説は、上記のコンテンツに記載しております。
ご興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。
上記の画像は永住用の身元保証書です。
(上部に永住許可申請用と記載されています)
この書類は入管局指定のフォーマットがあります。
弊所の申請書類ダウンロードページからも入手が可能です。
(在職証明書など任意書類のテンプレートもあります)
ご遠慮なくお使いください。
こちらの画像が弊所の行政書士が作成した書類です。
設定は高度専門職の中国籍の男性が申請人で、身元保証人は友人の永住者です。
別コンテンツ永住許可申請書に合わせた形にしています。
身元保証書は申請者欄と身元保証人欄に分かれています。
記載する内容は申請書に書いた内容とほぼ同じです。
1か所だけ異なる部分があります。
身元保証人欄の名前だけは、自筆で書いて貰う必要があります。
少し前に公的書類の押印廃止の影響で押捺が不要になりました。
印鑑の代わりに自筆のサインを書かせる形になったのだと思います。
この書類を作成した日付を西暦で記入します。
申請者の国籍を記入します。
永住許可申請書で記入した国籍です。
例:中国、韓国、台湾、ベトナム、アメリカなど
永住希望者の名前を記入します。
漢字圏の方は漢字とアルファベットの両方。
例:瀏 哲万 Liu Zhe Wan
それ以外の方はアルファベットです。
身元保証人の氏名を書きます。
この部分だけは自筆で書く必要があります。
漢字圏の方は漢字とアルファベットの双方を書きます。
身元保証人の本人確認書類(運転免許証など)が必要です。
保証人の住所を記入します。
住民票や本人確認書類に書かれた通りの表記で。
電話番号はスマホの番号で大丈夫です。
身元保証人の勤務先の会社名を書きます。
例:株式会社大逢坂貿易
電話番号は会社の番号です。
身元保証人の国籍と在留資格を記入します。
国籍が日本の場合は、在留資格もありませんので空欄で。
身元保証する人との関係を記入します。
配偶者、友人、雇用主など
永住許可申請書にチェックを入れた関係を書きます。
永住許可申請用の身元保証書の書き方と記載例でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。