この記事は質問書(別記3号様式)の書き方と記載例について。
質問書(別記3号様式)は、永住者夫婦が出生した子供の在留資格を取得する為に提出する書類です。
正式な手続き名は、在留資格取得許可申請と呼びます。
子供が産まれてから30日以内に手続きすると、子供も永住権の取得が可能です。
(30日から60日に申請した時は、永住者の配偶者等が付与されます)
こちらが質問書(別記3号様式)の見本になります。
弊所の申請書ダウンロードページにて質問書のPDFファイルが入手可能です。
ご入用の際は、こちらのページより落として活用してください。
こちらが質問書(別記3号様式)の記入後の見本になります。
緑色のテキストで書かれた所が実際に記入した部分です。
この書類は子供の両親の情報を記入します。
左側が父親で右側が母親になります。
ここの情報はパスポートや在留カード、住民票など公的書類に書かれた情報を転記します。
子供の名前
一番上に出生した子供の名前を書きます。
漢字圏の人は、漢字名とアルファベットの両方を書きます。
それ以外の国は、アルファベットで記入します。
氏名
両親の名前を記入します。
記入ルールは子供の時と同じです。
国籍・地域
父母の国籍・地域を書きます。
例:ベトナム、台湾(地域)など
生年月日と出生地
両親の生年月日を在留カードやパスポートを参考に記入します。
出生地はビザ申請で書いた地名を記入します。
欄が狭いのではみ出さない様に気を付けましょう。
居住地
住んでいる住所を書きます。
住民票に書かれている通りに。
婚姻
子供の父母が結婚した年月日、事実婚の場合は(ロ)に丸を付けます。
婚姻日は結婚証明書に書かれた二付けを書きます。
旅券番号
パスポート暗号を記入します。
上陸許可年月日
中長期ビザ(配偶者ビザなど)で来日した日を書きます。
在留カード等番号
夫婦の在留カード番号を記入します。
在留資格・期間
現在の在留資格の種類や在留期間を書きます。
例:「技術・人文知識・国際業務、3年」、「家族滞在、3年」
永住者の場合は、「永住者」だけです。
在留期限
在留カードに書かれた期限を記入します。
例:2024年6月13日。
永住者の場合は記入は不要です。
その他
その他の記載事項があれば記入します。
署名欄
書類を作成した人が自筆でサインします。
(サイン部分がPCで作成した時は、窓口で作り直すことになります)
最後は記入者と子供の関係を記入します。
例:父親、母親など
以上が質問書(別記3号様式)の書き方と記載例でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。